韓国でレンタカーに傷がついた・事故に遭ったら|連絡先と返却前の確認

公式情報の確認:2026年10月18日(韓国時間)

韓国で借りた車に傷や事故が起きたら、まず人の安全を確かめます。差し迫った危険がなければ、契約書にある事故連絡先へ状況を伝え、修理・けん引・返却をどう進めるか確認しましょう。慣れない土地では、返却店に戻ることより先に「今、この車をどう扱うか」を決める必要があります。

事故の連絡と、返却時の精算は分けて考えると整理しやすくなります。連絡が済んだからすべて解決したと思わず、会社から受けた指示を残し、移動や手配の前に不明点を一つずつ確かめましょう。

写真や費用の話より、安全と救助を先に

けが人がいる、火災や緊急の医療対応が必要という場合は、韓国内で119へ。生命や財産に危険があり警察の助けが必要な場合は112へ連絡します。救助担当者の指示に従い、撮影や相手との費用交渉より、安全を確保する行動を優先してください。

韓国観光公社の緊急時案内は、現在地を伝え、必要なら英語や通訳を求めるよう案内しています。近くの建物名やスマートフォンのGPSを使い、実際にいる場所を説明しましょう。軽微な傷についても、警察への届出が必要かどうかは、この案内だけでは判断できません。

傷のあるレンタカー、電話、返却時の確認リストを描いた説明用イラスト
AIで作成した説明用イラストです。実際の事故写真や保険書類ではありません。

会社には「現在地」と「車の状態」を伝える

緊急対応が済んだら、借りた会社の契約書にある事故窓口へ連絡します。起きたこと、けが人の有無、現在地、車両ナンバー、予約情報を伝え、事故の受付方法と次の行動を確認してください。返却日に初めて相談するのではなく、契約の連絡手順をその場で確かめることが大切です。

走れない車を無理に店舗へ戻そうとしないでください。動かしてよいか分からない場合も、会社や現場の担当者に移動方法を相談します。写真で傷が小さく見えても、安全に走れると判断できるわけではありません。

会社の一例として、LOTTEレンタカーの利用案内には、一般連絡先として韓国内1588-1230、海外からは+82-2-2078-2020が掲載され、事故の問い合わせは24時間とあります。ただし、この一般番号の双方が事故を直接受け付けることや、日本語ですぐ対応してもらえることを保証するものではありません。LOTTE利用者も契約書の事故連絡先を確認し、他社を利用している場合はその会社の窓口を使いましょう。

会社に伝える内容のメモ

次の項目を整理し、会社が指定する窓口へ伝えます。これは内容をまとめるための日本語メモで、日本語での受付を保証するものではありません。

借りている車[ナンバー・予約番号]が、[時刻]ごろ[場所]で損傷しました。[状況、けが人や相手車両の有無]。受付方法と、この場所に停車したままでよいかを教えてください。けん引・修理・返却は、どの手順で進めればよいでしょうか。

英文で連絡する場合は、英語版の連絡用メッセージを使えます。角括弧の部分を自分の状況に置き換えてください。

修理・けん引の手配前に、承認と費用を確認

自分で修理やけん引を頼む前に、利用する業者、承認の取り方、移動の手配者、費用の扱いを会社に聞きます。LOTTEは原則として指定施設での修理を案内し、例外も設けていますが、公開ページだけではすべての例外の承認手順までは分かりません。けん引や代車の提供条件と費用は、手配前に確認してください。

安全が確保できてから、損傷箇所や周囲の写真、借りた時の車両確認記録、会社からの指示を残しましょう。連絡した時刻、担当者名、受付番号も控えておくと、その後のやり取りを追いやすくなります。覚えていない点を推測で埋める必要はありません。必要な資料と送り方は会社に確認し、相手の個人情報や書類を公開コメント欄に載せないようにしてください。

車両の補償と、最終的な請求を分けて考える

基本保険・CDW・免責額は別の確認項目

LOTTEの英語FAQでは、基本保険と借りた車自体の損傷に備えるCDWを区別しています。運転していた人が契約に登録されているか、加入した補償、対象外の損傷、自己負担する免責額を確認しましょう。CDWに加入したという一点だけでは、どんな損傷も補償されるとは限りません。

「Zero Excess」でも、別料金の有無を確認

免責額がゼロかどうかと、追加請求が一切ないかどうかは別の話です。LOTTEの案内も車種・地域・商品によって説明が異なります。「この損傷は対象か」「免責額はあるか」「車を貸し出せない期間の休車補償料はかかるか」「計算方法と、この契約の免除条件は何か」を分けて聞くと整理できます。別々のページにある料金例や例外を組み合わせ、自分の負担額を決めつけないことが重要です。

日本で加入した海外旅行保険やクレジットカード付帯保険も、レンタカー会社の補償とは別に確認します。対象になるか、事前承認が必要か、いったん支払って後から請求する方式か、必要書類は何かを保険会社に聞いてください。

保険会社から警察の書類を求められたら

レンタカー会社や保険会社から「교통사고 사실확인원」の提出を求められた場合は、申請前に正確な韓国語の書類名を確認してください。これは警察が発行する交通事故の事実確認書類で、レンタカー会社の事故受付記録とは別のものです。

韓国警察の公式案内によると、事故の加害者・被害者やその代理人が申請できます。本人申請には身分証明書、代理申請には代理人自身の身分証明書に加え、委任状や本人の身分証明書のコピーなどが必要です。オンラインでの代理申請はできません。

手数料は無料で、案内上の処理期間は「即時(勤務時間内3時間)」です。ただし、事故発生から3時間で発行できるという意味ではありません。書類を発行できる状況かどうかは、事故を取り扱う警察署に確認してください。

外国人旅行者は、使用できる身分証明書を警察署に、必要な書類の言語や翻訳については提出先のレンタカー会社・保険会社に確認してください。公開案内だけでは、外国人向けのオンライン本人確認方法や英語版書類の発行可否は確認できません。

これは事故後に必要となる書類の手続きであり、レンタカー会社への事故連絡に代わるものではありません。また、書類が発行されても、保険の補償範囲や事故の責任割合が確定するわけではありません。

警察書類の情報確認:2026年10月21日(韓国時間)。申請・本人確認・発行の実地確認は行っていません。

返却先と点検方法を決め、記録を受け取る

移動する前に、返却店と手順を確認します。LOTTEのFAQは、借りた後に返却店を変えたい場合は元の店舗へ確認し、延長が必要なら予定の返却時刻前に連絡するよう案内しています。この延長のルールを、事故を会社へ連絡する期限と混同しないでください。

傷のある車を、どの店舗でも夜間のキーボックスに返せるわけではありません。LOTTEのキーボックス案内とFAQには説明範囲の違いがあります。自分の予約と車両が利用できるか、点検はいつ行われるか、後日の料金はどう通知されるかを店舗に確かめましょう。

スタッフのいる時間帯の返却について、LOTTEは従業員と燃料・車両状態を一緒に確認する流れを案内しています。実務上の備えとして、伝えた損傷、鍵の受渡し、返却時刻の記録を求め、修理見積りの内訳、別料金の根拠、支払った分の領収書も確認するとよいでしょう。鍵を渡しただけで、点検も精算も終わったと受け取らないことが大切です。

会社の公開案内を使った確認ガイドであり、韓国全国に共通する事故処理手順ではありません。関連する韓国語の記事もあります。

ほかの案内は日本語の韓国旅行・生活ガイドにまとめています。