韓国K-Pass、外国人も使える?旅行者と居住者の条件を確認

公式案内の確認:2026年10月18日(韓国時間) · Read in English

韓国のK-Passは、会員登録や居住地の条件がある公共交通費の還元制度です。外国人登録番号がない短期旅行者は、K-Passの会員登録と還元を利用できません。番号がある場合も、年齢・居住地・対象カードなどの条件を満たす必要があります。

「パス」という名前から、観光用の乗り放題切符を想像しやすいところです。何回乗れば得かを計算する前に、会員登録と居住地の確認を完了できるか、という順で確かめるほうが迷いません。

2026年10月26日まで:登録カード番号を確認

国土交通部の2026年10月21日付の公式案内(韓国語)では、登録カード情報をまだ更新していない利用者に、10月26日までの更新を求めています。公式サイトまたはアプリで、登録済みの番号と、実際に交通機関の利用に使うカード番号を照合し、異なっていれば変更します。再発行や更新で番号が変わったカードは特に確認してください。制度の名称が変わったことだけで、新しい実物カードの購入が必要になるわけではありません。

同じ案内によると、2026年10月27日0:00~10:00(韓国時間)はカードの登録・変更ができません。対象は登録・変更の機能で、公共交通機関の運行停止を知らせるものではありません。

このカード情報の案内を確認・追記した日:2026年10月23日(韓国時間)。下記の会員登録・居住地の条件は引き続き確認してください。

外国人が登録するための条件

公式の加入条件(韓国語)は、19歳以上、参加自治体の居住者、対象カード、公式サイトまたはアプリでの会員登録を案内しています。外国人向けFAQでは、外国人登録番号がある外国人に限り会員登録できるとしています。

公式FAQ(韓国語)で「외국인」を検索し、「외국인도 모두의카드를 이용할 수 있나요?」を開くと確認できます。現在、そのFAQでは「모두의카드」という名称が使われています。名称だけで判断せず、対象の特典とカードの条件を確認してください。登録時は韓国の住民登録番号ではなく、外国人登録番号を使うと説明しています。

その番号で居住地を確認できない場合、FAQは登録後の「MY → 나의지자체 → 파일등록」から「국내거소사실확인서(외국인)」を提出する方法を案内しています。自分の在留状況で受け付けられる書類は公式窓口に確認し、番号や証明書の提出は公式の非公開手続きで行います。

カードを手に入れられたことと、還元の条件を満たしたことは同じではありません。カード発行、制度の会員登録、住所確認は分けて考えます。申し込む前に、発行会社が求める本人確認や申込条件も確認してください。

交通カード、月間カレンダー、別の紙の乗車券を韓国の公共交通と並べた説明用イラスト
AIで作成した説明用イラストです。実際のK-Passカード、乗車券、公式画面ではありません。

空港鉄道と空港バスは同じ扱いではない

公式の利用実績案内(韓国語)では、対象のバス、都市・広域鉄道、空港鉄道などの利用を含めています。一方、KTX・SRTなど別途発券して乗る交通機関や、市外・高速・空港バスは対象外としています。空港へ向かう交通だから、どれも同じ条件になるわけではありません。

K-Passは、別に予約する列車の乗車券の代わりにはなりません。必要な外国人登録がない短期旅行なら、予定する経路の乗車券や旅行者向け交通商品を確認し、まだ確かめられていない還元を旅費から差し引かずに計画しましょう。

カードがあるのに還元されないときの確認順

公式の還元案内(韓国語)では、原則として月15回以上の対象利用が必要で、加入した最初の月には例外があります。回数は地域の乗換制度に沿って数えるため、車両に乗った回数を単純に合計するものではありません。

今の状態次に確認することまだ分からないこと
対象カードを持っている公式の会員登録、カード登録、必要な住所確認を完了しているか。カードの購入や利用だけでは、還元を受ける条件を満たしたとはいえません。
登録済みだが乗車記録がない利用日、交通機関、登録カードを確認。公式案内では反映に最大14日かかる場合があります。乗車直後に記録がないことだけでは、対象外と決まったわけではありません。
登録済みで乗車記録もあるが、還元されない月15回以上の対象利用があるか、加入初月の例外に当たるかを確認。記録された車両の乗車回数が、そのまま対象の利用回数になるとは限りません。
月の還元額が表示されている制度側の支給結果・金額・対象のカード会社を確認し、その会社の支払方法・時期を確認。還元額の計算と、銀行口座などへの実際の支払いは別です。

公式案内は、サイトやアプリで会員登録せずにカードを使っても還元は発生しないと説明しています。まず登録状態とカードを確認し、その後に支払いの段階を見るほうが、問い合わせ先を間違えずに済みます。

利用した翌月に制度側からカード会社へ精算額が伝えられ、実際の支払日や方法はカード会社によって異なります。自治体の追加特典には別の支給時期が定められている場合もあります。地域、対象区分、適用期間の条件があるため、ここでは一律の還元率・上限額・支払日を約束していません。

カードを変える前に、止まっている段階を確認する

登録カード、利用日、見当たらない記録、制度側の支給結果をまとめてから問い合わせます。会員登録・住所確認・利用記録は制度の窓口、カード会社へ渡された後の支払方法や支払日はカード会社、というように確認先を分けます。私的な識別情報は、それぞれの公式窓口の非公開の手順に従って扱ってください。

上記の公式案内を確認して整理した記事で、実際のカード申請・還元テストの記録ではありません。元の韓国語の確認手順も残しています。ほかの案内は日本語の韓国旅行・生活ガイドにまとめています。